Nano's blog

ドイツでデータサイエンスの修士課程を行うにあたって準備したこと、経験したことを中心に書きます

ドイツ留学の初期に大変だったこと①気候

こんにちは。2021年9月にドイツに渡航し、半年が経ちました。初めの半年だったので、色々大変なことはあるだろうと覚悟はしていたのですが、やはり気候が違うというのは予想以上に大変でした。今回の記事では、私が悩まされた気候について、三つの観点から書きます。

乾燥

これは予想以上でした。単純に乾燥だけがひどいと言うよりは、硬水や、一日中つけっぱなしにしているヒーターなど、色々な要素が乾燥を加速させました。

そもそも室内や室外の空気が乾燥しているので、定期的な保湿が必要です。それに加えて、例えば水道水(硬水)で食器を洗った後の手は本当に干からびそうなくらい乾燥していました。シャワーを浴びた後も同様だったので、日本では全く習慣化できなかったボディクリームを、シャワーを浴びるたびに塗っていました。

ボディクリームに関しては一つ笑い話があって、ドイツに来て1ヶ月くらいは、ボディーソープのことをボディークリームだと思い込んで肌に塗りたくっていました。ドイツ語ができないことの弊害です。それから、商品の表記は逐一翻訳して確認するようになりました。

また、ドイツではセントラルヒーティングという低出力の暖房を基本的につけっぱなしにします。部屋は真冬と思えないほどに暖かくて快適なのですが、空気は乾燥します。基本的に日本よりもずっと乾燥した環境にいたので、毎日リップクリームをハンドクリームを塗りたくっていました。

冬の日照時間の短さ

こちらも予想以上でした。図にあるように、11月中旬から1月中旬までくらいの日照時間が非常に短いです。16時くらいから暗くなり始め、17時には真っ暗と言う感じで、正直気が滅入りました。今振り返ってみると、当時の自分が自覚していた以上に、憂鬱で不安定な精神状態だったと思います。

出典: Average length of day in Berlin | WorldData.info

この冬を乗り越えるためにやったことがいくつかあるので、紹介します。まずは、ビタミンDを取ると言うことです。実際に使ったのは、日本から持参した大塚製薬 ネイチャーメイド スーパービタミンDです。

後者はマルチビタミンで、ある程度日が長くなってきた1月中旬以降に服用していました。

また、冬場は単位が取れるのか、卒業できるのか、就職はできるのかなどの不安が強い時期があったので、寝つきを良くするためにPUKKA のナイトティーを飲んでいました。

効果があったかはわかりませんが、飲むとなんとなく気分が安らぎました。

運良く暖冬だった

寒さに関しては、今年の冬はここ数年では珍しい暖冬だったようで、そこまで厳しくはありませんでした。日本で、一番寒い時期に来ていたコートとヒートテックの重ね着で十分でした。

終わりに

海外で生活をすると、さまざまな環境の変化に適応する必要があります。それも海外生活の面白さだと分かっていても、大変な時がありました。なるべく自分を労り、あまり負担をかけすぎないようにするのが良いと思います。私は日本にいるときはいろんなことに対してしっかりと準備して首尾よくこなしたいと思う性格でしたが、環境の異なるドイツではそれがあまり通用しないとわかりました。ですので、あまり自分に期待しないつもりでいます。

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