ドイツに渡航してすぐに、お医者さんに2回かかった話
こんにちは!この記事では、私がドイツに来て半年の間に二度お医者さんにかかった話をします。
こんな人に読んでもらいたい
- ドイツに来たばかりで、インフルエンザの予防接種を受けたい人
- ドイツに来たばかりで、低用量ピルを服用するために婦人科を受診したい人
どうしてこの記事を書こうと思ったのか
この記事を書こうと思った理由は、ドイツに渡航して間もない人に、病院にかかる精神的なハードルを下げてもらうためです。
海外で女院にかかるというだけで、とても緊張します。どこに病院があるのか、病院に予約は必要なのか、何と言って病状を伝えれば良いかなど、考えるだけで億劫になると思います。
ですので、私がドイツに渡航してからすぐに病院にかかった話を共有して、然るべき保険に入っていたら、案外気軽に病院に行けるということを知ってもらいたいです。
医療は非常にクリティカルなトピックなので、安易に発信して良いものではないと思います。ここで読んだ頃を100%あてにするのではなく、自分できちんと調べてください。
それでもこの記事を書いているのは、日本語での情報があるとその後の英語・ドイツ語での情報収集が楽になると思ったためです。
医療保険について
ドイツの多くの医院では、医療保険の加入済みカードを見せるか、医療保険の加入済み証明書を見せることで保険が適用されます。
医療保険に加入したもののカードがまだ発行されていない人も、加入済み証明書があれば保険適用になるので、カードの発行を待たずに病院に行くことができます。
加入済み証明書のみで診察可能かどうかは、病院の総合予約サイトや、病院のサイトで確認できることが多いです。
医院の検索方法
以下のウェブサイトから医師の検索を行うことができます。
jameda - Arzttermine online buchen & Bewertungen lesen
Doctolib | Buchen Sie Ihren Termin online bei einem Arzt oder einer Gesundheitsfachkraft
このサイト上で、医療分野の名前・地域・医師の話す言語で絞り込むことができます。
Hausarzt と入力すると、家庭医の検索を行えます。ドイツでは家庭医のもとでインフルエンザの予防接種を行えます。
Frauenärztin (Gynäkologin)と検索窓に入力すると婦人科専門医の検索を行えます。
医院の予約方法
ウェブサイトで条件に合う医師を見つけたら、予約をしましょう。
まず、その医師が初診のオンライン上での予約を受け付けているかを確認します。そして、初診のオンライン上での予約が可能なら、最短でいつ初診が可能か確認しましょう。
多くの場合、初診のオンライン予約はできません。婦人科の場合は、初診の場合、数ヶ月先の予約になることがあります。
初診のオンライン上での予約が不可能な場合、そして可能でもその日程が合わない場合は、直接電話をかけましょう。
家庭医でインフルエンザの注射を打つ場合、fluと言うよりinfluenzaといった方が伝わりやすいです。
ドイツの婦人科では、来院する目的の緊急度が高い人が予約を優先的に入れられるようです。ですので、すでに日本で何かしらの病名を診断されている場合は、その具体的な病名を伝えましょう。
日本から持ってきた薬を切らしてしまう時期がわかるのであれば、それも伝えましょう。いずれにしても、予約を取れるのが数ヶ月先になることもあるので、早めに医師の検索・予約をすることをお勧めします。
インフル予防接種の流れ
受付に行くと、初診の場合書類を書きます。待合室で5分ほど待ったあと呼ばれ、医師の処置室に行きます。接種後、ワクチン手帳は要るか聞かれました。また、家庭医として婦人科など他の専門医を紹介できるがどうするかと聞かれました。
婦人科の診察の前に準備したこと
飲んでいた薬の名前を調べて、その薬を持参しました。また、自分の疾患関連の単語を英語で覚えていきました。できれば、ドイツ語でも覚えて行った方が良いと思います。
婦人科の診察後日談
診察では、おおよそ日本の婦人科でも聞かれるようなことを聞かれ、検査をされて、私が日本で服用していてピルについて伝えると、幸い同じ種類のピルがあったためそれを処方してもらえました。このピルは、ドイツではあまり主流では内容で、値段も日本のと同じくらいでした。(1シート2500円くらい)
診察中に、ドイツには何年いる予定かと聞かれ、2年と答えたので、おそらく2年で帰るのであれば日本でまた同じ薬の服用を再開できるように、多少値段は高くても、同じ種類のものを継続して服用するのが良いと判断されたのだと思います。
診察の最後に、性病検査を受けたことがあるかと聞かれ、ないと答えると検査キットを渡されました。
診察に関しては保険が適用されるので、ドイツの公的医療保険のおかげでお金はかかりませんでした。薬代に関しては自己負担でした。
2回目以降のピルの処方
1度目に処方してもらったピルを使い切る予定の1ヶ月前くらいに電話をかけたところ、2回目以降は診察は要らず、処方箋を発行するだけで良いと言われました。
お願いしたら、20分ほどで処方箋を発行できると言われたので、後日受け取りに行って、薬局で薬をもらうことができました。診察の予約が要らないことに一安心しました。
最後に
渡航後まもない人にとって、海外の病院にかかることはややハードルが高いと思います。そのハードルを少しでも下げられたら良いなと思ってこの記事を書きました。